■NECグループ、クラウド移行支援 システム全体を一元管理
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NECグループは企業が自前で所有・運用する情報システムを、ネットワーク経由でソフトウエアやサービスを利用する「クラウドコンピューティング」型へ移行するための支援サービスを月内にも始める。クラウド型への移行時に情報システムが安定稼働するよう、システム全体を一元管理する運用・保守サービスを提供する。運用・保守担当者を3年間で現在の6倍強の500人に増やす。
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NECグループは企業が自前で所有・運用する情報システムを、ネットワーク経由でソフトウエアやサービスを利用する「クラウドコンピューティング」型へ移行するための支援サービスを月内にも始める。クラウド型への移行時に情報システムが安定稼働するよう、システム全体を一元管理する運用・保守サービスを提供する。運用・保守担当者を3年間で現在の6倍強の500人に増やす。
クラウドコンピューティングは、利用企業にとって情報システムの運用コスト削減につながる一方、自前で所有するシステムをIT(情報技術)企業のデータセンターへ移管させる必要がある。移管時には自前で所有する情報システムと、IT企業のデータセンターに預ける情報システムが混在し、管理が複雑になる課題があった。(07:00)
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新聞特有の言い回しなんでしょうけど、記事の最後の過去形「あった」にすごく違和感を感じます。NECが支援サービスを始めればその課題がなくなる、というわけではないでしょう。NECは課題を潰せる可能性を持つだけで課題そのものが発生しなくなるわけじゃないし、もっと言えばNECが課題を全て潰せるわけでもない(そもそもNECの支援サービスを受けない会社だって山ほどあるという意味も含めて)。
細かいことかもしれませんが、ここが過去形なだけで「NECが支援サービスを始めたからもう課題は発生しなくなりますよ」と読めてしまうのがすごく気持ち悪かった。こういうところ、もっと気を使ってほしいですね。
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某コンサルティングファームで働く「がく」が日々の出来事や気になったことを備忘録的に書き連ねています。